日本酒風呂のススメ!

2021年11月5日

日本酒でかしこく温活

飲みきれなかった日本酒や、風味が飛んでしまった日本酒..自宅に眠っていませんか?そのような方は、日本酒を入浴剤の代わりに利用するのはいかがでしょうか?日本酒を湯船に入れるだけで、美容や健康に効果があるお風呂がつくれます!日本酒風呂の効果や作り方・楽しむための注意点などをご紹介させていただきます!

日本酒風呂の効果

温活効果

湯船につかり体が温まることで、冷えも解消され、肩こりや腰痛の改善にも有効です!

美容効果

日本酒には美肌の元となるアミノ酸が約20種類以上も含まれています。なかでも「セリン」という肌の保湿に欠かせない、非必須アミノ酸が豊富なのが特徴です。日本酒風呂に浸かることでセリンが肌の奥まで浸透するため、保湿やアンチエイジングに効果的とされています。また、お風呂では体の芯から温まることで毛穴が開くため、溜まっていた汚れが落ちやすくなり、日本酒の美容成分が浸透しやすくなり一石二鳥です★

健康効果

日本酒に含まれる「アデノシン」という成分は血管を拡張させ、血行を促進する効果があります!なんとお酒を飲んだときだけでなく、日本酒風呂に浸かったときも同様の効果があるそうです。血が巡ることで代謝が上がり、ダイエットやデトックス効果も期待できます。

リラックス効果

2020年の日本農芸化学会で、日本酒の香りにリラックス効果があると発表されました。日本酒のフルーティーな香りで心身ともに癒やされることで、自律神経の働きを落ち着かせ、ストレスを軽減させられます。

日本酒風呂の作り方

湯船に38度程度のお湯を溜め、そこに180~360ml程度の日本酒を注ぐだけで日本酒風呂が簡単に作れます!

注意点

38度だとぬるいと感じるかもしれませんが、日本酒には血行を促進する効果があるため、熱いお湯で作らないようにしてください。熱すぎるとアルコールの蒸発が早まり、のぼせる原因にもなります。お酒に弱い人は無理をせず、日本酒の量を少なめにして作りましょう。また、子どもや妊婦の入浴は避け、持病を抱える人は主治医に相談の上、入浴してよいかどうかを判断しましょう。そして、使ったお湯は必ず当日中に捨て、綺麗にお風呂を洗うことを心がけてください。日本酒には麴などさまざまな天然成分が含まれているため、そのまま放置するとそれらをエサに雑菌が繁殖する可能性があります。また、お湯の追い焚きもポンプ内で雑菌が繁殖する恐れがあるため絶対にやめましょう!

日本酒がない場合は?

日本酒がない場合は、酒粕でも代用が可能です!その際、不織布袋やだしパックなどに入れれば、簡単に自分だけの入浴剤が作れます。浴槽も汚れずに済むのでおすすめです★

 

飲み残した日本酒を入浴剤がわりに美容・健康効果アップの日本酒風呂で、冬もしっかり温活していきましょう!