本日の冷え性雑学
2019年11月30日
小出Pです。
今回も、冷え性雑学をお届けします。
赤外線が「温める効果」があるのはご存知だと思いますが、
その赤外線とは「何ぞや?」と、思うかたも多いと思います。
そこで、赤外線について、雑学を話したいと思います。
赤外線の発見
1800年にドイツ人の天文学者ハーシェル(Sir William Hershel)が、プリズムを通り抜けた太陽光のスペクトルがそれぞれどんな熱作用を持っているかを調べるため、寒暖計を紫から赤の方へ動かしていき、赤を通り過ぎて少しも光がない所に最も強い熱作用があることを発見し、これを赤外線(Infrared rays)と名づけました。熱作用が強いので熱線ともいわれます。
赤外線の性質
1)赤外線は電磁波です。
赤外線は可視光線(電磁波のうち、ヒトの目で見える波長のもの)の長波長端 0.76~0.8μm を下限とし、上限は1mm くらいまでの電磁波です。
上限はあまり明確でなく、マイクロ波の一部と重なります。(注.1μm=1/1000mm)分光学上での波数(1cm あたりの波の数)では12500~10 カイザー(cm-1)の範囲です。
また、真空中でも伝わります。
2)人間の目には見えません。
3)絶対0 度以上のすべての物体から放射され、放射量は物体の温度と相関があります。
4)物体を温めます。
5)物体から放射されますが、いわゆる放射線(放射能)とは異なりますので安全です。
赤外線の応用
現在では、リモートセンシング、赤外線天文学、光通信、医療・診断装置、温度測定、物体検知、人体検知、リモコン、赤外線通信、遠赤外線加熱、赤外線分光計による化学製品の分析などなど利用は多岐にわたっています。
赤外線と冷え性の関係
、、、難しかったかも知れませんが、要は、
1.赤外線は身体を暖める。
2.一般的な機器として、電子レンジ、赤外線ストーブに使われている。
3.暖める以外では、リモコン、医療、光通信等にも使用されている。
と言う事です。
なので、赤外線のグッズ&機器を使って、冷え性を克服しましょう!
、、、ただ、電子レンジのような、あまりにも多量の赤外線を浴びるときの健康被害は、解明されていないので、電子レンジを使用する時は、あまり近くに居ない方が賢明なようです。
以上、小出Pでしたー!