秋の温活食材「栗」と正しい保存方法

2019年9月29日

栗の温活効果について

「温活」と聞くと何か特別な食材を用意しなくてはいけないのかしら?と身構えてしまう人もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際は大根、ニラ、梅、生姜などなど…そのほか近くのスーパーで買える温活食材は実はけっこうあるんです!

 

栗もそのひとつ。栗は血の循環をよくし、身体を温める効果があります。また胃弱や下痢にも効果があるとされているので、冷え予防にぴったりの食材です。そして、ビタミン・ミネラルも非常に豊富で、たんぱく質もとれます!また、ミネラルの中でも亜鉛や鉄分など、女性に足りない栄養素を補えるのも嬉しいところですよね◎

美味しく温活しましょ♡

五泉市の村松地区は県内有数の栗の生産地。村川観光栗園、今井観光栗園の二つの栗園があり、秋はたくさんの方が栗を拾いに訪れます。そこで教えていただいた栗のオススメの食べ方をご紹介します!

栗おこわ

熟成させた甘みの強いほくほくの栗とうるち米のもちもち感が癖になります◎ほんのりと香るお醤油に懐かしさが感じられます。満腹感で幸せも2倍に♡栗は非常にでんぷん質が多く少量でエネルギーも補えるので食べ過ぎには注意です。

栗の渋皮煮

栗の渋皮部分に多くふくまれる「タンニン」という成分には抗酸化作用があり、メラニンを抑制してシミを防いでくれる役割があります!秋の栗は、おいしいだけでなく夏の紫外線をた〜っぷり浴びて、疲れたお肌にも効果的です◎

収穫した皮付き栗の保存方法

栗の美味しさを長持ちさせるため、正しい保存方法を知りましょう!

常温の場合

皮付きの栗を常温で保存する場合は、新聞紙で包みましょう。直射日光や高温を避けて、涼しい場所に保存することが大切です。このほか、洗った栗をバケツなどに入れ、水を加えて保存する方法もあります。その際水は毎日変え、乾燥を防ぐことがポイントです◎常温保存の場合、1週間程度で食べるのがおすすめですが、栗の中には虫がいる可能性もあるため、できれば常温保存は避けた方が無難です…

冷蔵の場合

冷蔵庫で皮付き栗を保存する場合は、栗の表面の汚れを落とし、1日天日干しにしましょう。栗の中の水分が適度に抜け、甘さが凝縮されてより美味しくなります。そして常温での保存と同様、栗を新聞紙に包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存してください。新聞紙が湿ったら新しいものに変えてください。冷蔵庫で保存する場合は最長で3ヶ月ほど保存が可能です。

冷凍の場合

栗は0度に近い環境になればなるほど、甘みが増します。寒い環境に1ヶ月程度おくことで、多くて3倍程度まで甘味が増えるのだそうです。皮付きの栗は、フリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。こうすることで甘みが増しますが、食べることを考えると皮はあらかじめ剥いておくほうが便利かもしれません。また、解凍する際は完全に解凍してしまうのではなく、半解凍の状態もしくは皮を剥いた状態で冷凍し、凍ったままで使いましょう。皮付き栗の保存期間はおよそ半年です。

 

自然な甘みとホクホクした食感に幸せな気分になる栗。そのままはもちろん、ごはん、渋皮煮、マロングラッセ、スイーツなど……お好みの調理法で温活にも役立ててください!

<参考サイト> https://macaro-ni.jp/46926?page=4