朝の「一杯」が温活の第一歩?
2019年8月25日
目覚めの一杯にはスパイスをプラス♡
白湯はお水を沸かしたお湯を適温まで冷ました飲み物のこと。白湯で内臓から温めることは大切ですが、ただ白湯をたっぷり飲んでも一時的に温まるだけ!体内に溜まった水が体温より冷えてしまうと体を冷やしむくみの原因になるので逆効果に!
白湯にはしょうがやシナモンのパウダーを加えることをオススメします!スパイスの効果で血管を広げ、熱が体内に回ります。しょうがは生で使用した場合はジンゲロールという成分の効果で手足などの末端を温め、乾燥加熱した場合はパウダーに含まれるショウガオールの働きで体深部からのあたため効果が期待できます。生の場合と加熱・乾燥したものでは成分が変化するので、体調と相談しながら上手に利用してみてくださいね!
飲むタイミングもポイント!
朝は胃腸が冷えているので、白湯を飲むことで内臓が温まると消化力も高まります。一口ずつゆっくりと10~20分ぐらいかけて飲むのが理想的です。また、朝食の約30分前くらいまでに白湯を飲むと胃腸の消化機能も活発になり、食べたものの栄養素をきちんと消化できるようになります。白湯に限らず、食後すぐに水分を摂ると消化器官の機能低下につながってしまうので注意しましょう!
美味しい白湯の作り方を知ろう!
ウォーターサーバーやウォータースタンドがなくても白湯は簡単に作ることができます。
水道水を沸騰させるだけ!
水道水を沸騰させてから冷まして50度になるまで待ちます。これは、水道水に含まれる塩素や不純物を煮沸消毒するためですが、沸騰で塩素(及びトリハロメタン)を取り除くには10~15分間必要です。余裕のある朝を心がけられるのでオススメです◎
浄水器を通した水・ミネラルウォーターをレンジで温めるだけ!
塩素が除去できる浄水器を通した水、または、市販のミネラルウォーターを電子レンジで約1分30秒~3分(500W)温め、適温を探ります。電子ケトルやヤカンで沸騰させたお湯を冷ますよりも手間がかからず、目を離すこともできるので忙しい朝にぴったり◎
白湯で身体が目覚める理由
起きぬけの1杯の白湯は、水よりも人の体温に近いので胃腸への刺激が少なく、スムーズに吸収されます!低体温の人の場合うまく切り替えがいかないため、朝起きたときに白湯を飲むのが効果的といわれています。白湯を飲むことは、体内を活性化してくれるスイッチの役目のようなものです。
また、就寝中の体は体温を調節するため、コップ1杯分もの汗をかいています。失われた水分を補うためにも、目覚めたあとの水分補給はとっても大切です!
<参考文献>
「コップ1杯からのミネラルウォーター活用術」「カンタン!すぐ効く!病気にならない白湯(さゆ)健康法」「白湯ダイエット-カラダの声に耳を澄ましてますか?」「朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法」